
採用動画を検討する際、「実写がいいのか?」それとも「モーショングラフィックスがいいのか」どちらが良いかお悩みの方は多いのではないでしょうか?
モーショングラフィックスとは、テンポよく直感的に理解できる表現であり、特に数字や制度、事業内容といった“整理して伝えたい情報”と相性が良い手法です。一方で、すべての採用動画に向いているわけではなく、使うシーンによっては、伝えたい魅力が十分に届かないこともあります。
そこで今回の記事では、モーショングラフィックスが向いているのはどんなケースか、実写動画との使い分けを解説します。 「自社の採用課題には、どの表現が合っているのか」の判断材料として、参考となる情報になりましたら幸いです。
※ホープンが制作したモーショングラフィックスになります。ぜひご覧ください。
◆目次
1.モーショングラフィックスとは?
モーショングラフィックスとは、図解・テキスト・イラスト・数字などの情報に“動き”を加えて表現する映像手法のことを指します。
静止画のスライドや資料とは異なり、アニメーションによって視線誘導を行い、情報を分かりやすく整理することができます。
実写の採用動画が「人」や「空気感」を伝えることに強みを持つのに対し、モーショングラフィックスは「情報を整理して伝える」ことに優れています。
採用活動においては、
・企業理解を短時間で促す
・制度や事業内容を構造的に伝える
・複雑な情報をシンプルに可視化する といった役割を担っています。いわば、“理解を加速させるための動画表現”といえるでしょう。
2.モーショングラフィックスが合う採用動画とは?

モーショングラフィックスは、テンポよく・直感的に理解させることに強みがあります。特に、数字や構造、制度説明など「整理して伝える必要がある情報」は、相性が良い表現です。
一方で、社員の熱量や現場の空気感など「感情に訴える」場面では、実写のほうが効果的なケースもあります。
つまり、モーショングラフィックスが力を発揮するのは、“感情訴求”よりも“理解促進”が主目的の場面です。
そのため、どんな情報を、どんな目的で伝えたいのか。この視点を踏まえて選ぶようにしましょう。
3.モーショングラフィックスの4つのメリット
3-1.情報を構造化しやすい
モーショングラフィックスは、情報を“分解→整理→再構築”して見せることができます。
例えば、事業の流れや組織構造、キャリアパスなど、文章だけでは理解しづらい内容も、図解やフロー、階層構造として可視化することで、全体像が把握しやすくなります。
「何が前提で、何が結果なのか」「どこが重要なのか」といった情報の関係性を、動きによって段階的に提示できるため、複雑な内容を“整理された形”で伝えられるのがメリットです。
3-2.視聴者の理解スピードに合わせやすい
実写動画では、話すスピードや編集のテンポに理解度が左右されることがあります。
一方、モーショングラフィックスは、
・テキストの表示時間
・アニメーションの動きの速さ
・情報の出し方(同時表示か、段階表示か)
など細かく設計できます。そのため、「考える時間が必要な情報」はゆっくりと、「印象づけたいキーワード」は強調しながらテンポよく、といった調整が可能です。
視聴者の理解リズムに合わせて設計できるのもメリットの一つです。
3-3.撮影環境や出演者に左右されにくい
実写動画は、撮影場所の確保や出演者のスケジュール、当日のコンディションなどに影響を受けます。
一方、モーショングラフィックスの場合は、素材がデザインデータであるため、環境に左右されにくい表現です。
・急な人事異動
・出演予定者の退職
・オフィス移転
といった変化があっても、データの修正で対応できるケースが多く、長期的な運用に向いています。
また、撮影が不要な分、制作スケジュールや品質を安定させやすい点もメリットといえます。
3-4.トーン&ブランド表現をコントロールしやすい
モーショングラフィックスは、色・フォント・動きのトーンを設計できるため、企業のブランドイメージを一貫して表現しやすい手法です。
例えば、
・スタートアップらしいスピード感のある動き
・堅実な企業らしい落ち着いたトーン
・クリエイティブ企業らしい遊び心のある演出
など、演出設計によって印象を変えることができます。
企業のコーポレートカラーや既存のデザインガイドラインと統一することで、ブランド認知の強化にもつながります。
“情報を伝える”だけでなく、“企業らしさを設計できる”点も、モーショングラフィックの魅力といえます。
4.モーショングラフィックスのおすすめの活用事例
4-1.売上推移などの情報を分かりやすく伝えたいとき

売上高推移や成長率、売上構成比などの数値情報は、テキストやナレーションだけでは印象に残りにくいものですが、モーショングラフィックスでグラフや数値を動かすことで、
「どれくらい伸びているのか」「どの事業が中心なのか」といった情報が一瞬で理解できます。
動き+視覚化によって、“考えなくても分かる”状態を作れるのが大きな強みです。
4-2.事業内容・仕事内容を説明したいとき
「どんな会社なのか」を短時間で把握してもらいたい場合にも有効です。
特にBtoB企業やIT企業など、専門性の高い事業を行っている場合は、実写だけでは業務内容が伝わりにくいことがあります。
図解やフロー図、関係性のアニメーションを用いることで、
・事業の仕組み
・サービスの流れ
・顧客との関係性
などを分かりやすく整理できます。
複雑な内容ほど、モーショングラフィックスは効果を発揮します。
4-3.一緒に働いている人の全体像を伝えたいとき
社員数、男女比、年齢層、拠点数などの情報も、モーショングラフィックと相性の良い要素です。テンポよく表示させることで、
「どんな組織規模なのか」「どんな層の人が働いているのか」を視覚的に伝えることができます。
モーショングラフィックスで表現する際には、数値を並べるだけではなく、アイコンや動きでも表現することで、印象にも残りやすくなります。
※ホープンが制作したモーショングラフィックスになります。ぜひご覧ください。
4-4.福利厚生・人事制度・働き方を整理して伝えたいとき

採用での活用として、「福利厚生」や「各種制度の紹介」も有効です。福利厚生や制度に関する情報も情報量が多くなりがちです。
例えば、複数の福利厚生制度の紹介や勤怠制度、使用しているコミュニケーションツール(LINE/Zoomなど)をモーショングラフィックスで表現することで、分かりやすく伝えることができます。
5.「感情」に訴える場合は実写がおすすめ

モーショングラフィックスではなく、場合によっては実写が効果を発揮することもあります。
例えば、
・社内の雰囲気や人柄を伝えたい
・経営者の想いを届けたい
・オフィスの空気感を感じてもらいたい
「感情」に訴えたい場合には、実写のほうが伝わりやすいためおすすめです。
6.まとめ|採用動画はモーショングラフィックスと実写どちらも用意するのがおすすめ
モーショングラフィックスは、理解が必要なシーンで非常に有効な手法ですが、その一方で、感情訴求をしたい場合には実写動画が有効です。
採用動画においては様々な視点で会社の魅力を伝えていく必要があるため、モーショングラフィックで“理解”を促し、実写で“共感”を生むという組み合わせがおすすめです。
伝えたい目的により、どちらの表現が良いか検討し選んでみてはいかがでしょうか。
ホープンでは、今回ご紹介しましたモーショングラフィック動画や実写動画の制作を、企画段階から一貫してサポートしております。
自社の魅力を最大限に伝える採用動画を制作したい、外注先を探しているという場合は、ぜひお気軽にホープンまでご相談ください。

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